
「日本一のつけ麺、とみ田の本店を味わう」の巻
松戸にある「中華蕎麦 とみ田」本店。
セブンイレブンの商品などでも全国的にその名を知られる、濃厚豚骨魚介つけ麺の総本山ともいえるお店です。
以前から私も、
「いつか本店で食べてみたい!」
と思い続けていたのですが、このたび東京へ帰省するタイミングがあり、ついに松戸まで足を運んでみることにしました!
時刻は朝の7時30分。
とみ田本店の前に到着です。

ここで、
「え? 朝7時30分? つけ麺食べる時間じゃなくない?」
と思った方、そうなんです。
とみ田本店で食べるためには、まず朝からお店へ行き、整理券を手に入れるところから戦いが始まるのです!

この日は平日の金曜日だったこともあり、並んでいたのは全部で10人ほど。
そして朝8時。
お店からお弟子さんが出てきて、順番に整理券の配布が始まります。
ここでようやく、
とみ田の券売機で食券を買う権利を獲得!
まだ一口も食べていないのに、すでにイベント感が凄い…。
とみ田本店のメニュー、お値段も本店級!
さてさて、何を食べましょうかしら!

| 濃厚豚骨魚介つけめん(100g~250g) | 2000円 |
| 濃厚豚骨魚介つけめん(350g) | 2200円 |
| 濃厚豚骨魚介らぁめん(100g~160g) | 2000円 |
| 特選全部乗せ(シュウマイ・味玉入り) | 1500円 |
| 特選全部乗せ(チャーシューのみ) | 1100円 |
つまり、ノーマルのつけ麺でも2,000円。
さらに特選全部乗せを付けると+1,500円!
さすが本店……お値段も本格派です。
しかし、ここまで来てビビってはいられません。
「もしかしたら一生に一度かもしれない!」
という覚悟を決め、
濃厚豚骨魚介つけめん(大)350g 2,200円+特選全部乗せ1,500円!
合計、
3,700円!!
つけ麺一杯に3,700円。
なかなかの衝撃です。
でもせっかく本店まで来たんです。
ここは後悔しないよう、全力でいきましょう!
食券を買ったら、食べる時間を予約
食券を購入すると、お弟子さんから
「何時に食べますか?」
と聞かれます。
時間は10時30分から30分刻みで選択可能。
私は

一番早い10時30分!
を選びました。
そして整理券を受け取り、これにて無事、
とみ田本店でつけ麺を食べる権利を獲得!
あとは時間まで自由です。
……とはいえまだ朝8時。
入店は10時30分。
2時間半あります。
「松戸で朝8時から何すればいいんだ……」
そんな心配をしている皆さん、
ご安心ください。
松戸から少し移動した南柏駅から歩いて10分、

「南柏天然温泉 すみれ」
があります!
こちらは黒っぽい色をしたナトリウム系の天然温泉。
身体の芯までしっかり温まり、これがとてもいい!
朝から温泉につかり、
「このあと3,700円のつけ麺を食べるのか……」
と考える休日。
最高じゃないか。
10時25分、とみ田本店へ帰還
温泉を満喫したあと、10時25分ごろ松戸のとみ田本店へ戻ります。
そしてついに店内へ。
入った瞬間、
「ここ本当にラーメン屋か?」
と思ってしまうほど、店内は整然としています…どこを見てもピカピカ。
雰囲気はどことなく高級料亭。
厨房の中央には店主。
その両脇にはお弟子さんたち。
無駄な動きがほとんどなく、黙々と一杯のつけ麺を作り上げていきます。

店主の真剣な眼差し。
麺を扱う所作。
器を置く動き。
なんというか、
つけ麺を食べに来たというより、つけ麺のライブショーを見に来たような感覚。
厨房を眺めているだけで、自然と期待値が上がっていきます。

ちなみに水はきれいなグラスに、バーなどで見る丸い氷が浮かんでいます。
しかも水が半分くらいになると、お弟子さんがすぐに注ぎ足してくれる。
サービスまで隙がありません。
ついに登場、とみ田本店の濃厚豚骨魚介つけめん!
そして、ついにやってきました。
憧れ続けた、
中華蕎麦 とみ田 本店の濃厚豚骨魚介つけめん!

まず驚くのが麺。
見るからにツヤツヤ。
一本一本が太く、角が立っていて、麺そのものに存在感があります。
まずはつけ汁につけず、そのまま食べてみる。

これがうまい。
ムチッとした強い弾力がありながら、噛んでいくと小麦の香りと甘みがじわっと広がります。
とみ田ではスープも麺も主役です。
そして濃厚な豚骨魚介のつけ汁へ。

ドロッと濃厚。
魚介の香りがしっかり立っているのに、豚骨の旨みと厚みも負けていません。
最近では全国のつけ麺店で当たり前のように見かける「濃厚豚骨魚介」。
そのため、とみ田に対して
「昔からある王道タイプでしょ?」
くらいのイメージを持っていたのですが……。
本店で食べると印象がまるで違う。
確かにジャンルとしては王道。
でも麺の風味、つけ汁の密度、温度、香り、食感。
一つひとつの完成度が格段に高い。
昔ながらの味ではなく、王道をひたすら磨き続けた結果の味。
そんな印象です。
350gという量もありますが、麺そのものがおいしいので箸が止まりません。
そして今回はさらに、
肉の特選全部乗せ!

提供時にはお弟子さんが一つひとつ丁寧に説明してくれます。
おしながきを眺めながら、
「これは……右から順番に食べるのでは?」
と勝手に解釈。
ということで、右から攻めていきます!

王道の煮豚
まずは「王道の煮豚」。
名前の通り、奇をてらわないシンプルな煮豚です。
しかし、これがいい。
しっとり柔らかく、噛めば噛むほど肉の旨みがじわじわ広がります。
一口目から、
「このあと肉祭りが始まりますよ」
と宣言してくるような安定感。
肉の饗宴、その初手にふさわしい貫禄の一枚でした。
しっとりローストポーク
続いては「しっとりローストポーク」。
少し大きめの肩ロースに特製ソースが添えられ、見た目から存在感があります。
先ほどの煮豚が王道なら、こちらは変化球。
スラムダンクで例えるなら宮城リョータ枠でしょうか。
軽やかな食感。
肉の旨み。
そこへソースのアクセント。
肉そのものの味を楽しませながら、最後にソースがビシッと決めてくる。
俊敏にゴール下へ切り込み、
最後はなぜかゴリラダンク。
そんな勢いのある一品でした。
本格吊るし直火焼き焼豚
王道。
変化球。
そして次にやってくるのが、
「本格吊るし直火焼き焼豚」。
これはもう香りが凄い。
口へ運ぶと直火焼き特有の香ばしさがブワッと広がります。
噛む。
香る。
また噛む。
また香る。
危うく香ばしさの海で溺れるところでした。
そのくらい香りの存在感が強い。
肉の旨みだけでなく、
「焼いた肉ってやっぱり最高だよな!」
という原始的な喜びを思い出させてくれる一枚です。
醤油のみで仕上げる煮豚(山岸流)
そして「醤油のみで仕上げる煮豚(山岸流)」。
こちらは少し雰囲気が変わります。
一口食べると、どこか懐かしい。
副将にして、
ドラえもんでおばあちゃんが出てくる、しんみり感動回。
そんなポジションです。
「つけ麺の元祖」として知られる東池袋大勝軒の山岸一雄さん。
さまざまな大勝軒を食べ歩いた人なら、どこかで感じたことがあるような醤油の風味と、素朴な肉の旨み。
最新の技術で作られた豪華な肉料理が並ぶ中に、こうした原点を感じさせる一品が入っているのが面白い。
ただ豪華なだけでは終わらない。
とみ田の歴史やルーツまで味わっているような気分になります。
肉付きやわらか軟骨
肉の饗宴。
フィナーレを飾るのは「肉付きやわらか軟骨」。
醤油でじっくり煮込まれた、ほろほろの軟骨です。
沖縄料理のソーキ煮を思わせるような仕上がり。
肉の部分は柔らかく、口の中でホロッとほどけます。
そして軟骨部分はトロトロになったところと、少しコリッとした食感が残るところがあり、この食感の違いがまた楽しい。
肉いっぱい。
夢いっぱい。
これにて肉の第一幕、終演です。
……いや、まだ焼売があった。
ジャンボ心の味焼売

目の前に現れたのは巨大な焼売。
「奇怪な肉塊が目の前に現れた……」
ミステリー小説なら、そんな一文から事件が始まりそうなサイズです。
蒸したてのセイロで提供され、蓋を開けると湯気がモワッ!
食欲が一気に加速します。
とにかくデカい。
箸で割ろうとします。
割れない。
では箸を刺して持ち上げてみる。
重い。
しかもバランスが悪い。
お弟子さんに勧められた酢醤油を小皿へ入れ、とりあえずそこへ焼売を避難させます。
何とか箸で格闘するものの、
「もういい!直接いく!」
酢醤油へダイブさせ、そのままガブリ。
旨し。
中は肉肉しさ全開。
噛んだ瞬間、肉汁がジュワッと溢れてきます。
焼売というより、
「肉料理を焼売という形に押し込んだ」
と言ったほうが近いかもしれません。
酢醤油の酸味も、この強烈な肉感をさっぱりまとめてくれます。
三口ほどで完食。
サイズも味も、ずっしり満足できる焼売でした。
半熟味玉(薄羽養鶏場厳選平飼いたまご)

そして最後は半熟味玉。
正直、最初は
「味玉ね。うんうん、おいしいよね」
くらいに思っていました。
今やラーメン屋では当たり前。
コンビニでも黄身がトロッとした煮玉子が普通に買える時代です。
我々はすっかり味玉に慣れてしまいました。
しかし、この味玉を食べると、
「あれ?」
となります。
濃厚なのに、後味は妙にすっきり。
黄身のコクが強く、卵そのものの風味がしっかり感じられます。
そこで気づきます。
味付けだけじゃない。素材が違うんだ。
つけ汁を少しまとわせて食べると、卵のコクと豚骨魚介の旨みが合わさって非常に贅沢。
「味玉なんてどれも似たようなものでしょ」
という先入観を、きれいに壊してくれました。
一瞬、天国が見えた。
そんなたまごでした。

「とみ田のつけ麺は古典的」というイメージが変わった
凄かった……。
正直なところ、食べる前の私は「とみ田」に対して、
濃厚豚骨魚介つけ麺を世に広めた伝説的なお店
というイメージを持っていました。
今では全国に似たタイプのつけ麺があり、ジャンルとしては珍しくありません。
だからこそ、
「今食べると意外と古典的に感じるのかな?」
なんて思っていたんです。
しかし、本店で実際に食べてみると印象はまったく違いました。
濃厚なつけ汁だけで勝負しているわけではありません。
麺そのもののおいしさ。
香り。
温度。
肉の調理法。
トッピング。
器。
接客。
そして店主を中心に、目の前で一杯を完成させていく厨房の緊張感。
全部ひっくるめて、
「とみ田本店でつけ麺を食べる」という一つの体験になっている。
これが本店なんだな、と納得しました。

店主の真剣な所作を眺めながら待ち、やってきた極太麺を濃厚なつけ汁へくぐらせる。
肉を一枚ずつ味わい、巨大な焼売と格闘し、最後まで食べ切る。
値段だけ見れば、決して気軽なつけ麺ではありません。
整理券を取るため朝から動く必要もあります。
それでも、
「一度は松戸の本店で食べてみたい」
と思わせるだけの魅力がありました。
セブンイレブンの商品や系列店でとみ田の名前を知っている人ほど、本店で食べてみると面白いと思います。
「これが総本山か……」
という感覚を、ぜひ一度味わってみてください。
いやあ……。
朝7時30分から動いて、温泉に入り、最後に3,700円のつけ麺。
とんでもなく満足度の高い一日でした。
スープのコクを、家の一杯にも。
創味食品 創味シャンタンDELUXE 500g
ペースト状の中華スープの素。ラーメンスープや炒飯、野菜炒めなど、町中華の味を楽しみたい日に幅広く使えます。
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| 営業時間 | 11:00〜15:00 | ||
|---|---|---|---|
| 定休日 | 水曜日 | ||
| 場所 | 〒271-0092 千葉県松戸市松戸1339 高橋ビル | ||
| TEL | 047-368-8860 | ||
| 駐車場 | なし | ||
| 支払い | 現金 | ||
| 席 | テーブル席 | ||
| 混雑度 | 朝8:00に整理券発行 | ||
※本記事は2026年9月時点の情報です。営業時間・価格などは変更されている場合があります。





























