
熊本の東京と違う部分、まだありました。
それは「基本太っている人がいない」こと。
南国だからなのか、そうゆう気質なのか分かりませんが、本当に腹が出ている人がいない!証拠にこれを見てください!

駐輪場の人間用通路なのですが、この幅です。
奥にある自転車と比較してもらえばわかると思いますが、少し斜に構えないと通り抜けられない幅、太っていたらお腹がつっかえるはず。
設計の時点で「世の中にこれを通れない人間なんているはずが無い」という確信のもとに作られているのが分かります。
…痩せないと馴染めないな。
そうは言っても腹は減るもの。
本日のランチは熊本ラーメン「黒亭」さん。

こちらはチャーシュー麺(950円)。
チャーシューはトロトロではなく歯ごたえもあり、味も良く染みた上等な肉。
そしてスープは博多豚骨ほど臭みはなく、家系ほどコッテリもしていない食べやすい味。
美味しい!危うくスープを全飲みするところでした(塩分を気にしております)。
(また食べるはず!)
その後、熊本移住記念パスポート(いろんな施設が無料!優しい!)というのを役所で貰ったので、熊本動植物園というところに自転車で行ってみました。

昔の上野動物園みたいな懐かしい雰囲気の動物園。個人的には昔の開放的で適当な(失礼)感じが好きだったので面白かったです。
さて、帰る途中、以前検索して引っかかっていたカレー店を発見。
その名も「深夜特急」。
有名な旅小説ですよね、読んだことないけどなんか凄そうな感じはあります。
…でもランチさっき食べたよな…しかも熊本に馴染むために痩せるとかなんとか…。
思考とは裏腹に次の瞬間店内に入っておりました。だって熊本初カレーだもん。
店内はあと30分で閉店(昼は2:30まで)だというのに四人の若いお客さんが、こりゃやりおるわい。
通常カレーとキーマか…先ずは店の得意料理を注文するのがセオリーと神田ランチ生活で学んでいたので、「深夜特急カレー(850円)」を注文。
そしてやってきたのがこちら。
私には分かる、これは美味しいカレーたい(少し方言を入れたいこの頃)。

早速一口食べますと…ウメェ!
様々なスパイスと野菜や肉などが合わさった濃厚で深い味わい。それでいて小麦粉など不使用(だと思う)なサラサラ感。
ご飯はカレーに合うようにかなり固めに炊いてある様子、そして骨つきチキンはスプーンでホロっと簡単に骨から離れます。
付け合わせのジャガイモ(にターメリックかな?)は辛さを一旦休ませるあまみが嬉しい。
熊本に来て良かった…。
東京なら長蛇の行列になりうるクオリティの味、実際結構並んでるみたいだし。
(これは美味かった!)
図らずもダブルランチとなったこの日、もちろん夜は何も食べられないくらい満腹でした。