熊本市中央区「八伍邸」風格漂う邸宅で嗜む大人のランチ。冷やしタンタンメン(980円)の豊かなゴマの香りとバニラアイスの涼

お金持ちの邸宅を改装した、ちょっと特別な一軒

これまでランチを食べ歩いた件数は軽く1,000件超え。基本的にどんなお店でもためらわずに入店できるのですが…今日は少し敷居が高そうに感じます。

場所は通町筋のホテル日航裏にある、見事な邸宅をそのまま活用した「旬彩料理邸宅 八伍邸」さん。外観からして風格があり、初見では思わず背筋が伸びます。

店内は昔訪れた“お金持ちの友人宅”を思い出させる雰囲気。おやつにカルピスと輸入チョコが出てきそうな空気感です。

今回は縁側をガラスで囲ったテラス席へ。涼しげで風情がありますが、窓の上が少し開いているため蚊もお邪魔に…これも古民家を活かした造りならではの味わいでしょうか。

どこか懐かしく、スネ夫の家を思い出しました。

さてメニューですが…

熊本らしい馬刺しユッケ丼(1280円)や、ジューシーな九州豚の陶板焼き(1100円)といった魅力的な料理が並びます。馬刺しは熊本の郷土食で、特にユッケ風にすると甘めのタレが肉の旨味を引き立てる一品。

とはいえ、今回は1,000円以内で抑えたい気持ちもあり、唐揚げ(980円)に心が傾きかけましたが…ふと目に入ったのは「冷やしタンタンメン」。夏の暑さを吹き飛ばす一杯に惹かれ、こちらを注文しました。

まずはサラダとドリンク。氷多めのオレンジジュースが夏の喉を潤してくれます。

隣の席では「事務次官が…」「頭取と…」といったビジネス会談が繰り広げられており、場所柄も相まって非日常感が漂います。こういう大人の社交場に自分も加わる未来を夢見ていたものですが…現実はランチ食べ歩きに全力です。

そして、運ばれてきたのが冷やしタンタンメン!

彩り豊かな野菜とひき肉、ゴマダレが合わさり、さっぱりとしながらもコクのある味わい。麺はもっちりとした弾力があり、冷製スープでもタレをしっかりと絡め取ります。

ちなみに冷やし麺文化は日本ならではで、昭和初期に「冷やし中華」として広まりました。担々麺を冷やし仕立てにするのは比較的新しいスタイルですが、ゴマの香ばしさと清涼感が相性抜群です。

量は控えめですが、休日のラーメン&チャーハンでまだ満腹感が残っていたので、このくらいがちょうど良し。器のデザインも上品で、年齢を重ねるにつれ“食器の良さ”にも目がいくようになった自分に気づきました。

食後はバニラアイスで口をリセット。さっぱりとした後味に大満足です。

入店前は「高級感がありすぎて緊張するかも…」と思いましたが、店員さんはとても気さくで、料理もテンポよく提供してくれました。ランチタイムに急いでいる人にも安心のサービスです。

「旬彩料理邸宅 八伍邸」は、元お金持ちの邸宅を活かした特別感のある空間で、熊本らしい料理を楽しめるお店。夏の冷やしタンタンメンは観光途中のランチにぴったりで、雰囲気も料理も満足度の高い体験でした。阿蘇や熊本市中心部を訪れる際には、少し背伸びして立ち寄りたい一軒です。

八伍邸 | 店舗情報

営業時間open11:30〜13:30
定休日なし
場所〒860-0845 熊本県熊本市中央区上通町5−41
TEL096-324-8505
駐車場不明
支払い不明
席不明
混雑度不明


※本記事は2021年9月時点の情報です。値段や営業時間が変更されている場合があります。

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